睡眠時無呼吸症候群
7時間の睡眠中に10秒以上持続する無呼吸が30回以上認められるものと定義されています。 中枢性、閉塞性、混合性の3型ありますが、その約8割がはなやのどの閉塞で起こる閉塞性無呼吸です。 小児では、アデノイドや扁桃肥大によって起こります。 |
原因
はなの原因としては、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症などがあります。
のどの原因としては、咽口蓋扁桃や舌扁桃肥大、その他、小顎症、巨舌症や肥満などがあります。
のどの原因としては、咽口蓋扁桃や舌扁桃肥大、その他、小顎症、巨舌症や肥満などがあります。
合併症
日中傾眠傾向、夜間頻尿、頭痛を認める事が多く、高血圧、心筋梗塞、脳卒中を発症する原因にもなります。
検査方法
当院では、パルスオキシメーター(酸素飽和度モニター)にてスクリーニングを行っております。小児でも簡単に行う事ができます。
重症例は、終夜ポリグラフ検査(PSG)を勧めています。
重症例は、終夜ポリグラフ検査(PSG)を勧めています。
治療方法
経鼻的持続陽圧呼吸送気法(CPAP)、歯科装具(マウスピース)、手術加療(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術、レーザー下口蓋垂軟口蓋形成術、舌正中部分切除術など)があります。
参考動画
睡眠時無呼吸症候群の特徴とCPAP療法に関する説明をご覧いただけます。
(フィリップス・レスピロニクス合同会社提供)
(フィリップス・レスピロニクス合同会社提供)
いびき&無呼吸に注意!
睡眠時無呼吸症候群(SAS)へのCPAP療法